秋の衣替えで手放すものと残すものの考え方
毎年秋になると、スタイリング相談で「クローゼットを整理したいけど、何を残せばいいかわからない」という話になることがあります。判断に迷ったとき、工藤 花が使っている3つの問いを紹介します。
問い1:去年の秋冬、実際に着たか
「好きだから残す」ではなく、「去年着たかどうか」を基準にします。着なかったものには、着なかった理由があります。サイズが合わない、合わせにくい、着心地が悪い。その理由が今年解消されるかどうかを考えてみてください。
解消されない理由なら、今年も着ません。
問い2:今の自分の生活に合っているか
5年前に買ったジャケットが、今の生活スタイルに合っているかどうかは別の話です。仕事の環境が変わった、よく行く場所が変わった、体型が変わった。服は変わらなくても、着る人の状況は変わります。
「いつか着るかも」は、ほとんどの場合「着ない」と同じ意味です。具体的な場面が思い浮かばないものは、手放す候補に入れてみてください。
問い3:同じ役割のものが他にあるか
似たような黒のトップスが3枚ある場合、そのうち一番着心地が良いものだけ残して、残りは手放す。これだけで、クローゼットの中の「なんとなく残っているもの」がかなり減ります。
残ったものが本当に使うものになると、毎朝の選択が楽になります。新しいものを買うときも、「同じ役割のものがすでにあるか」を確認する習慣がつきます。
衣替えのタイミングで個別スタイリング相談をご利用いただく方も多いです。手持ちの服の写真を持ってきていただければ、一緒に整理の基準を考えることができます。