レザーバッグの経年変化を楽しむための手入れ
タンニン鞣しの革は、使い込むほどに色が深まり、持ち主の使い方が表れてくる素材です。Copper Mirageで扱うレザートートバッグ(ダークタン)を例に、購入直後から始めるべきケアの手順をまとめました。
購入直後にやること
新品のタンニン鞣し革は、まだ油分が少なく乾燥しやすい状態です。使い始める前に、無色のレザークリームを薄く塗り込んでおくと、革の表面が保護され、最初の雨や汚れへの耐性が上がります。
あわせて防水スプレーを1〜2回かけておくと安心です。スプレーは革専用のものを選び、30cm以上離してまんべんなくかけてください。乾燥後にもう一度かけると効果が増します。
日常的なケア:月に一度で十分
普段は乾いた布で表面を拭く程度で問題ありません。月に一度、レザークリームを薄く塗り込むと、革の乾燥を防ぎ、ひび割れを予防できます。クリームを塗りすぎると革が柔らかくなりすぎるため、少量ずつ様子を見ながら使ってください。
雨に濡れたときの対処
タンニン鞣しの革は水に弱く、濡れたまま放置するとシミや変形の原因になります。濡れたらすぐに乾いた布で水分を押さえ、形を整えてから風通しの良い場所で自然乾燥させてください。ドライヤーや直射日光での乾燥は革を傷めます。
乾燥後にシミが残った場合は、全体にクリームを塗り込むと目立ちにくくなることがあります。完全には消えないこともありますが、それも経年変化の一部として受け入れる方が多いです。
色の変化について
ダークタンの革は、使い込むにつれて色が濃くなり、光沢が増してきます。日光に当たる部分と当たらない部分で色の変化に差が出ることがありますが、これは素材の特性です。均一な色を保ちたい場合は、直射日光を避けて保管してください。
革のケアは難しく考えなくて大丈夫です。月に一度クリームを塗る習慣をつけるだけで、5年後の革の状態がかなり変わります。ケア用品の選び方についてはお気軽にご相談ください。